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~ 将門の首塚 ~
それは皇居のお濠にほど近い、大手町のビル群に囲まれながら、篤く祀られていた。




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〖将門伝説〗



奈良時代、全国津々浦々の治安の悪化に乗じて一族の内乱を皮切りに武器力と豊富な

馬を利用した騎馬隊を駆使して、あっという間に関東八か国を自分の手に治めてしまった

時代の寵児がいました。

それが”平将門の乱”の張本人「平将門」 です。

将門は、関東八か国だけに収まらず、ますます勢力を伸ばしていた。

しかしながら彼は自らを”新皇”と名乗り面と向かって朝廷と

対立を露わにした。

朝廷は、早速、諸社諸寺に怨敵(将門)退治の祈祷を命じ、藤原忠文を征東大将軍に任命して

将門の乱の鎮圧に向かわせた。その結果、この討伐軍が到着する前に将門は、地元の

武士である藤原秀郷等に討たれてしまいました。





        s-将門DSC_2884_01






戦いに敗れた将門の身体は、現在の茨城県坂東市の延命院に埋葬されましたが、

首級(しゅきゅう)は平安京に運ばれ都大路の河原にさらされました。しかし、無念やるかたない

首級は腐りもせず目を見開き、「胴体と首をつないでもう一戦しよう!」 と、

夜な夜な叫んだと云われています。

そして3日目に首級は、切断された胴体を求めて夜空に舞いあがり、故郷の東国に向かって

飛んでいき、数ヶ所に落ちたとされています。その首級の落ちた最も著名な伝承地が、

ここ千代田区大手町にある「将門の首塚」です。

将門の魂は、無念の気持を抱えたままこの地に葬られたのでした。





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〖将門首塚伝説〗


「将門の乱」は一件落着となりましたが、将門のすさまじい怨念は後世まで続きます。

そしてこの大手町の首塚にもその怨念が形となって現れるのです。

最初の不可思議な現象は、関東大震災で全焼した大蔵省庁舎の再建の時です。

首塚を壊してこの地に仮庁舎を建設して営業していた僅か2年の間に、大蔵大臣を始め

関係者が14名も亡くなり、それ以外にも多くの怪我人・病人が続出した。

これは「将門の祟り」ではないかとのことから仮庁舎は程なく取り壊されて他の地に移設されました。

次は戦後になり米軍が首塚を取り壊し始めたところ、重機が横転し運転手が亡くなったことから

米軍は伝説を考慮し、急遽工事を中止してしまいました。

更に昭和の高度成長時代、首塚の土地の一部が売却され、その地に建った日本長期信用銀行の

首塚に面した席の行員が次々に病気になると言う怪奇な事態が発生しました。

「長銀」はお祓いをして厄払いを祈願し事を納めたと言います。

これ以外にも将門の祟りは枚挙に暇がなく、現在でも隣接するビルは首塚に尻を向けないように

フロアがレイアウトされていたり、首塚を見下ろすようなことのないように窓は設けないなどの

配慮がされていると云ったことが実しやかに囁かれており、1000年以上経過した現代でも、

その怨念が続いていることを物語っています。




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〖カエルの置物伝説〗



「将門首塚」の周りには大小の”カエルの置物”が置かれています。


なんの呪いなのか

将門の怨念に関わるのか




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「将門の首塚」のあるここ大手町には日本の経済を左右するようなリーディングカンパニーが

軒を連ねています。その企業の中には、海外や関連企業に左遷された「企業戦士」も数多く

います。その方々が、首を切られた将門の首が京都から飛んで帰ってきた伝説に我が身を

重ね、いつか「無事に帰ってくる」ことを願って蛙の置物を供えて左遷の地へ旅立つのです。

サラリーマンんの「哀愁」「夢」とが「将門伝説の中」に溶け込んでいます。


何せ、サラリーマンにとって、 ”首切り””島流し(左遷)” は明日は我が身ですから

首を切られた者同士だからこそ解り得る怨念の世界があるのかも知れません。




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以上、千年たっても消えないどころか現在の怨念も重ねて渦まく『将門の首塚』 でした。









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歴史探訪 | 17:23:50 | トラックバック(0) | コメント(0)
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