2018-09-23 Sun
久しぶりに、京都・祇園にお邪魔しています。祇園と言えば「祇園さん」と呼ばれ、日本三大祭の一つ”京都 祇園祭”を神事にもつ
『八坂神社』にまず、ご挨拶です。

≪写真 八坂神社≫
社 号 八坂神社
鎮座地 京都府京都市東山区祇園町北側625番地
主祭神 素戔嗚尊 (すさのおのみこと)
櫛稲田姫命 (くし(い)なだひめのみこと) - 素戔嗚尊の妻
八柱御子神 (やはしらのみこがみ) - 素戔嗚尊の8人の子供
社格等 二十二社(下八社)
旧官幣大社
別表神社
創 建 (伝)斉明天皇2年(656年)
本殿の様式 祇園造(八坂造)
例 祭 6月15日
主な神事 祇園祭(7月)
白朮祭(1月1日)
【由緒・沿革】
社伝によれば、斉明天皇2年(656年)、高句麗から来日した調進副使
伊利之使主(いりしおみ)の創建とされているが、史料を詳細に検討した結果、
祇園社は貞観18年(876年)僧・円如が寺院を建立し、ほどなく祇園神が垂迹したものと
結論づけられている。
古くからある神社であるが、延喜式神名帳には記されていない。これは神仏習合の
色あいが濃く当初は興福寺、次いで延暦寺の支配を受けていたことから、神社ではなく寺と
みなされていたためと見られるが、後の二十二社の一社にはなっており、神社としても
見られていたことがわかる。平安時代中期ごろから一帯の産土神として信仰されるようになり、
朝廷からも篤い崇敬を受けた。
祇園祭は、貞観11年(869年)に各地で疫病が流行した際に神泉苑で行われた御霊会を
起源とするもので、天禄元年(970年)ごろから祭礼として毎年行われるようになった。
〖社号標〗
全国にある八坂神社や素戔嗚尊(すさのをのみこと)を祀る約2,300の神社の総本社に
ふさわしい、威厳と風格を感じます。

〖西楼門〗 国重要文化財
創建 明応6年(1497年)
京都を東西に貫くメイン道路「四条通り」の東の起点に、象徴的にそびえています。

四条通りが真っすぐ河原町方向に向かっています。

〖狛犬〗
楼門の前に阿形だけの狛犬がいました。

〖石鳥居〗 国重要文化財
南楼門には国重要文化財の石楼門があります。
正保3年(1646年)建立。
寛文2年(1662年)の地震で倒壊後、同6年(1666年)に補修再建された。
奥に見えているのが「南楼門」です。
実は、西楼門ではなく、こちらが正門です。

【手水舎】

〖狛犬〗


〖舞殿〗
本殿の前には立派な舞殿がドンと構えています。


2月の節分祭の舞踊奉納では舞妓・芸妓が華やかに舞いを披露します。

≪写真 八坂神社≫
〖本殿〗 国重要文化財
承応3年(1654年)建造
一般の神社では別棟とする本殿と拝殿を1つの入母屋屋根で覆った独特の建築様式をとり
「祇園造」と言われる。


〖絵馬堂〗
八坂神社は歌舞伎発祥の地・南座に近いこともあり、絵馬堂にはいくつもの歌舞伎役者の
奉納絵馬などが並んでいます。

八坂神社の末社の中には、国重要文化財の社殿を持つ神社もあります。
〖蛭子社〗



≪社殿≫ 国重要文化財
正保3年(1646年)建造


以上、祇園の象徴『八坂神社』 でした。
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