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アル酎ハイマーはいかい士

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~ 目黒のさんま ~
御存じ、落語の「目黒のさんま」をヒントにして、目黒駅前の活性化を目的として始まった

「目黒のさんま祭り」が今年も開催されました。

今年で23回目だそうです。毎年毎年テレビでは見ているのですが、初めての参加です。

今年はさんまも大漁と言うことで、ちょっと期待してきました。

主催は、 「目黒駅前商店街振興会青年部』 通称” め組 ”です。

                                    


         omote30.jpg

                        ≪目黒駅前商店街振興会HPより≫
                                        






10時から開始ですが現地に着いたのは10時15分前後です。

まあ、早すぎでもなく、遅すぎでもなく適切な時間かと思いきや!!!

着いて、現状を目にしてびっくりです。

目黒通りの片側2車線を使い横10~12人並びの行列は、目黒駅から首都高速2号線の高架下まで

約500メートルほどは続いています。(実は首都高を右に曲がってまだ続いていた)





DSC_さんま7120_01






5,000人程の行列ではないでしょうか。驚きです。

これは、いかに大量に一気にさんまを焼いているとは言え、

1時間や2時間の待ちではすまない。

たかが、さんま一匹食べるのに使うべき時間ではない!

これなら、帰りにスーパーにでもよって、さんまを買って、家で焼いて食べた方が

はるかに有意義な時間を過ごせる。

私だけではなく、皆さんそう思うのではないでしょうか。

では、今ここに平然と並んでいる人は、どんな考えを持った方々なのでしょうか?







とりあえず、焼いているところと食べているところを

目させていただいて帰りましょうか。




DSC_さんま7128_01






それにしても、この方々はいったい何時から並んだのでしょうか。

始まって15分ほどで、2時間以上の待ちになっていると言うことは

2時間以上前から待っていたということか。


神様・仏様・さんま様 と言うことでしょうか。




         DSC_さんま7124_01










とりあえず、帰りにスーパーへ寄ることとし、帰り支度を始めたのですが。

スーパーで買った”さんま” では、写真にもブログのネタにもならないかー!

”目黒のさんま”は”目黒のさんま”でないと意味ないか!

なんとなく、再度最後尾の方に足を向ける。

最後尾の位置は先ほどとほとんど変わっていない。

う、う~ん !!




DSC_さんま7164_01







時間がたったのに最後尾の位置が変わっていないと言うことは

増えるスピードに「焼き」が追いついてきたということか

今日は特に予定もないし、「スーパーのさんま」では絵にならないし

とりあえず並んでみるかと、お得意の”とりあえず主義”が頭をよぎる。

そう言うことで、”最後尾”に参列してみることにした。 (実はそこは最後尾ではなかった。

高速道路の下を右に曲がって、まだ列はかなり並んでいたらしい。

ごめんなさい! 結果として勘違いズルをしてしまいました)




 DSC_さんま7133_01










並び始めて、1時間ほど経ちました。

暑いです! 太陽は真上です、ほとんど日陰はありません。

アスファルトからは、熱気が立ち上がっています。

喉が渇きました。


牛歩 です。


7~80メートルほど、進んだでしょうか。 ゴールは まだまだです。




         DSC_さんま7135_01










2時間程経ちました。

景色はほとんど変わりません。

牛歩からロバ歩程度になったでしょうか。

これは回転が速くなったのではなく、疲れて列を抜ける人が増えたからです。

それでも、少しでも前へ進むのは助かります。

歩き始めたころは、周りの人の雑談や、笑い声が聞こえてきましたが

皆さんほとんど無口になりました。聞こえてくるのは小さい子供のぐずる声と

鳴き声だけです。時たま、子供の扱いで夫婦がもめています。

こんな環境ではイライラするのも無理ありません。



舗道に居る通りすがりの人が、親切にも声をかけてくれました。

”あと半分ぐらい位です、頑張って!!”

なんの慰みにもなりませんでした。



何度も、列を離れようかと思いましたが、せっかく半分まで来たのだから

もう少し、もう少し頑張ろうと自分を叱咤しました。

それでもあの時、あのまま帰ったら今頃家でさんまは食べ終わっているわなーと

後悔の念がふつふつとたぎります。

それにつけても、主催者側の対処と言うか「無対処」には腹が立ちます。

こんな状況になるのはわかっていたはずなのに何の手も打たない。

焼き台を増やすとか、食事テーブルを増やすとか、整理券を配るとか

何か方法があるだろう。

救急車が2回ほどサイレンを鳴らして往復しています、おそらく熱中症で誰かが倒れたのでしょう。

こんなやり方をしていれば、当然です。

その後、警察官が歩道から列に向かって声をかけていました。

”熱中症”に気を付けてください!!” と

何を間抜けなことを言っているのでしょうか。

それは我々にではなく主催者側に言ってほしい。

こんな悪環境の中で「さんま」を食べさせているのは主催者達だから。

彼らが、熱中症が起きるべき環境を作っているのだから。


まあ、私は二度と来ないから、どうでも良いですけど!!










スタートしてから4時間弱でやっと、最前列にたどり着きました。

意地だけで、たどり着きました

”勘違いズル”をしていなければ、もっとかかったと思うとゾットします。




DSC_さんま7140_01





DSC_さんま7146_01









【さんまゲット手 順】


    ① 入り口で、隈笹付きのトレーを受け取ります。

    ② 空いている焼き場を探し、焼けたさんまをトレーに載せてもらいます。

    ③ 焼き場出口で、箸・すだち・大根おろし、べったら漬けを載せてもらう。

    ④ 焼き場を出て空いてそうなイートインテーブルに移動してさんまを頂きます。









焼き場、焼き場でノルマがあるのでしょうか。

最後の一匹(ノルマ達成)と言うことで、焼き場のクルーに拍手付で大歓迎されました。

恐縮です。




DSC_さんま7143_01










最後の一匹、確かにいただきました。




DSC_さんま7144_01










箸・すだち・大根おろし・べったら漬けを頂きます。

流れ作業です。

産地の方が直接手渡ししてくれます。これも良いことです、心がこもっています。




DSC_さんま7150_01











すだちは、徳島県神山町の「すだち大使」の御嬢さん達です。

入れていただきました。




DSC_さんま7151_01










『目黒のさんま』 の完成です。




DSC_さんま7154_01




【産地】  (いずれも無償提供です)



     ① さんま (7000匹)       宮城県宮古市 

     ② すだち (一万個)        徳島県神山町

     ③ 大根おろし(500本)       栃木県那須市

     ④ べったら漬            東京 にいたか屋

     ⑤ 熊笹                岡山県津山市

     ⑥ 醤油                キッコーマン

     ⑦ 備長炭              和歌山県みなべ町




DSC_さんま7157_01











【いただきまーす】




DSC_さんま7159_01




脂がのっていて美味しいですネ。

それに、新鮮な秋刀魚の”ワタ” は一層美味しいですね。

秋刀魚の「ワタ」は他の魚の「ワタ」と少し違っています。秋刀魚には腸などの内臓がないため、

排せつ物がすぐに排泄され「ワタ」には、ほとんど残っていません。

だから美味しい「ワタ」が食べられるのです。

そんなこんなで、今日は比較的きれいに食べれました。

完食です。   エライ!!



DSC_さんま7160_01

      






運営手法には、憤りを感じましたが焼き場のクルーたちの爽やかな対応で

少し心が和みました。それでも4時間からの待ち状態は異常です。

私は手前500メートルから勘違いズルをしてしまいましたが、行列の最後尾は

1キロメートル以上にも及んでいたそうです。

楽しさ、有難さも半減ですネ。




以上、 『目黒のさんま』 でした。











【追伸】    


興味のある方だけお読みください。


落語 『目黒のさんま』 のあらすじ


目黒に遠乗りに出かけた、ある大名家の殿様、駆け回って腹が空いたが弁当の用意がない。

一軒の農家で焼いているさんまを家来に買わせて食べる。

生まれて初めて食べる油の乗った焼きたてのさんまの美味さに、殿様は感動します。

しかし、家来からはさんまは庶民の食べる下魚ゆえ、屋敷に戻ってもさんまを食べたことは

内聞するようにと口止めされる。

屋敷へ帰ってからもさんまの味が忘れられない殿様は、ある時、招待された親戚の所で

何が食べたいかと問われ「さんまが食したい」と答える。

驚いた先方の台所方は早馬で魚河岸からさんまを取り寄せ、蒸して油を抜き、毛抜きで

小骨を抜いてバラバラにして、椀にして出した。
 
 焼きたてのさんまがでてくると思っていた殿様は、変わり果てたさんまをを一口食べる。

目黒で食べたさんまの味にはほど遠く、不味い。


     殿 様     「このさんま、いずれで仕入れたか」

     親戚の家来  「日本橋魚河岸でございます」

     殿 様     「それはいかん、さんまは目黒に限る>」






  以上 落語 『目黒のさんま』 のあらすじでした。
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食べる | 22:09:09 | トラックバック(0) | コメント(0)
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