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アル酎ハイマーはいかい士

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~ 国宝 瑞龍寺 ~
『瑞龍寺』は、富山県高岡市にある曹洞宗の仏教寺院。

山号は高岡山、本尊は釈迦如来です。

仏殿、法堂、山門の3棟が国宝に指定されている。これは富山県下において

最初で現在においても唯一の国宝です。

加賀藩二代藩主 前田利長の菩提寺として、利長公が開き築いた高岡の町に

三代藩主 前田利常によって慶長14年(1614年)に建立された。

最終的に伽藍整備が完成したのは、利長の五十回忌にあたる寛文3年(1663年)頃

です。なんと50年もの歳月を要したことになる。(1646年からの20年と言う説もある)











【総 門】       重要文化財




DSC_瑞3660_01





    ≪総門扁額≫  




DSC_瑞3662_01
 






正保年間竣工。

正面幅三間の藥医門形式











【山 門】       国 宝



残念ながら、現在外壁改修中で山門全体に足場がかけられていて

工事用シートに覆われています。

『瑞龍寺』 一番の景色なんですが!!

シートが取れるとこんな感じです。

尚、本当にシートが外せるのは今年のお盆頃だそうです。




Zuiryuji_Temple_2010-08-29_04.jpg





正保2年(1645年)竣工、万治年間に場所を移して建てかえられた。

延享3年(1746年)の火災で焼失後、長らく仮の門が建てられていた。

現存する門は文政元年(1818年)に上棟、同3年(1820年)に竣工したものである。

高さは約18mで寺院内で最も高い。

二重門(2階建てで、上層と下層の境にも軒の出をつくるもの)で、屋根は入母屋造、

杮(こけら)葺き。

二重門では下層の屋根を上層よりも大きくつくることが多いが、この門では上層と下層の

屋根の出があまり変わらない。これは積雪時に上層屋根から落下した雪が下層屋根に

当たるのを防ぐためといわれる。

下層に金剛力士(仁王)像、上層内部には宝冠釈迦如来と十六羅漢像を安置する。

金剛力士像はシートに覆われていないので撮影することが出来ました。




DSC_瑞3665_01       DSC_瑞3664











【仏 殿】       国 宝




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   ≪仏殿扁額≫




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万治2年(1659年)の竣工。

入母屋造、一重裳階(もこし)付きの総欅造りで、屋根は当初杮(こけら)葺きであったが、

現状は総重量約47トンの鉛瓦葺きとする。鉛製の瓦を用いる理由は、俗説では非常時に

鉄砲の弾にするためともいうが、実際は冬季の積雪対策のためだという。内部を土間床とし、

天井の構造材を見せて装飾としている点、組物(柱上にあり、軒や天井を支える構造材)を

密に配する点などは禅宗様建築の特色であり、柱、扉、窓などの細部様式も

典型的な禅宗様になる。

本尊の釈迦如来と、普賢菩薩、文殊菩薩の釈迦三尊像のほか、

達磨座像、跋駄羅尊者像を安置する。






    ≪本 尊≫




DSC_瑞3673_01





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    ≪組 物≫


梁や屋根を支える構造材が機能の美として複雑に、スケルトンされている。

勿論、釘等のつなぎ固定材は一切使われていない。




         DSC_瑞3675_01





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【法 堂】       国 宝




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    ≪法堂扁額≫




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明暦元年(1655年)の建立。

総桧造りの入母屋造、銅板葺き。内部を土間床とする仏殿に対し、法堂は畳敷きで、

横2列、縦3列の6部屋を配する方丈形式の間取りで建坪186坪である。

手前の3部屋の前面には広縁(板間)があり、その前面は左右に細長い土間廊下とする。

こうした平面形式は曹洞宗建築の特色を示す。

二代藩主前田利長の位牌を建物中央奥に安置する。

かつて同寺にあった七間浄頭(東司)に祭られていた烏瑟沙摩明王立像を安置する。





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仏壇の中心に置かれた二代藩主 前田利長の位牌は、七尺(≒210cm)あり

個人の位牌としては日本一大きいとされている。

前田家としては、徳川家康に準え仏としてではなく”神”として祀りたかったようですが

徳川家が、二代目以降の将軍を神として祀られてないのに配慮して神として祀ることを控えた。

その思いを仏壇に込めたのか手前の柱、梁が 鳥居 を模したように造られている。











【僧堂(禅堂)】       重要文化財




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延享3年(1746年)に焼失したが直後に再建された。











【大庫裏】       重要文化財




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現在の厨房にあたる。

結露を防ぐために、天井に漆喰が塗られ、曲線になっている。











【回 廊】       重要文化財





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         DSC_瑞3690_01







大伽藍を囲む周囲約300mの回廊で、北回廊、南東回廊]、南西回廊からなっている。

回廊の左右は白壁となっており、規則正しく並んだ柱と格子枠の障子戸が特徴となっている。












【八丁道(はっちょうみち)】




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『瑞龍寺』から真っ直ぐ東方向に、長さ八丁(870m)の「八丁道」と呼ばれる参道があり、

東端の前田利長墓所と瑞龍寺とを結んでいる。




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途中には、前田利長の坐像も置かれている。




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【前田利長墓所】




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墓所は、小さな森に囲まれていました。

そして、墓所の前には鳥居 が建てられていました。




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鳥居を潜り、堀にかこまれた墓所の前まで入れます。

ここから先は、立ち入り禁止。

しかし、大名の墓としては日本一と言われる、高さ11,9mの石塔がそびえてました。




         DSC_瑞3695_01






石塔下部の戸室石で造られた基壇は、約250㎡の三層基壇となっており

側面には狩野探幽下絵とされる130枚もの蓮華図文様が彫刻されています。


墓所の周りの堀は睡蓮が涼しさと共に季節を彩っていました。









以上、加賀120万石の財力をふんだんに使った見事な『国宝 瑞龍寺』 でした。
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仏閣 | 05:55:37 | トラックバック(0) | コメント(0)
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