2018-04-10 Tue
久しぶりの参詣です。兼六園の真弓坂口の向かいにある
金沢最古の神社、今は桜で賑わう 『石浦神社』 です。
今日は、 ”桜花祭”が行われていて、子供向けの露店や
マスコットなどの出演で境内は賑わいを呈していました。

社 号 石浦神社
鎮座地 石川県金沢市本多町3丁目1-30
主祭神 大物主大神
社格等 式内小社論社・旧県社
創 建 伝天平年中(729~748年)
境内社 広坂稲荷神社
例大祭 10月2日
【由緒・沿革】
古墳(五四七)時代に草創され、金沢最古の宮として、 三輪神社を号し、奈良時代には
神仏習合となり石浦山慈光院長谷寺と改め、 江戸時代には石浦山王、石浦大権現、
明治の神仏分離令により 石浦郷の地名をとり石浦神社と改称した。
【社号標】
社号標は一般の家庭で言えば表札です。
一年に一度程度でいいから、磨きを掛ければ切れになるのに残念です。
石は蘇ります。

【大鳥居】
笠木も社号標と同じです」ね。

≪鳥居扁額≫
こいつも年季が入っていますネ。
なんせ金沢最古の神社ですから。

【手水舎】

【狛犬】


【拝殿】

≪拝殿扁額≫

拝殿の欄間に釣鐘を運ぶ武者が彫刻されています。
これは、以前は気が付きませんでした。
しかも何を彫ってあるかわかるように、ロープ付きです。


【境内社 広阪稲荷神社】
今日は”桜花祭”の為、参道がフードコートになっています。
初めてここに来たときは、草むらでした。
鳥居の数も増えたようです。

【逆さ狛犬】
初めてここに来て、「逆さ狛犬」の名人と言われた 福嶋伊之助の最高傑作と言われる
この「逆さ狛犬」に出会った時の感動は今でも覚えています。
草むらの中に、忘れられたように苔むしたまま立ちすくんでいました。
何か、助けを求めているようでした。
今は、周りが整備され、「逆さ狛犬」を示す立て看板なども建てられていて
以前よりは、大切にされているようです。



蹴った後ろ足の高さがいいですよ。
しっぽの先や、足の爪なでにまで細かい細工が施されています。
阿形は普通通り座っていますが、後ろ足を伸ばし今にも蹴り上げそうな姿勢です。

”福嶋伊之助”の名も彫られていました。

祠も綺麗に整備されていました。

以上、大好きな「逆さ狛犬」がいる『石浦神社』でした。

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