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アル酎ハイマーはいかい士

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~ 『品川神社』の狛犬達 ~
『品川神社』には沢山の狛犬がいました。


その狛犬達を紹介します。



≪一の鳥居前≫



建立 大正14年 6月 (1925年)




「阿」も「吽」も鳥居前ですが、神様へお尻は向けていません、横向きです。

「阿」は首を斜めに向けて、参詣者の方を見ていますが

「吽」は横を向いたままです。


どちらも堂々として風格を感じます。




         DSC_0207.jpg


                         〖阿〗








         DSC_0206.jpg


                       〖吽〗










≪二の鳥居前≫



建立   寛政4年 (1792年)




どちらも、これにより願い事が叶う。

と言われる炎が燃え上がっている様子を表した ”宝珠の玉”

頭に載せています。


「吽」は、歯を出して「ウン」と言うより「二―ッ」の顔をしています。

何となくほほえましい顔つきは、造られた時の時代を反映しているのでしょうか。




         DSC_0221.jpg


                         〖阿〗








         DSC_0222.jpg


                         〖吽〗











≪三の鳥居前・金網狛犬≫



建立    文政13年 (1830年)



どちらも赤味がかった色が付いてます。

そして驚くことに、どちらも金網の檻に入れられています。




         DSC_0224.jpg


                         〖阿〗







         DSC_0223.jpg


                        〖吽〗





さてなんでこんな恰好になっているのでしょうか。

なぜこの狛犬だけ、金網の檻に入っているのでしょうか???



その昔、参詣者に咬みついたから囚われの身になったからでしょうか

それとも、2匹が仲が悪いから喧嘩しない様に

それぞれ別々の檻に入れられたからでしょか。

はたまた、他に何か理由があるのでしょうか。




正解は、最後に!!










≪本殿前≫



いやー。ビックリです。

初めて見ました。

たいがいどちらかが毬を持っていたりしますが。

ここの狛犬は「阿」も「吽」もどちらも子供を連れています。

しかもご丁寧に2匹づつ!!




         DSC_0230.jpg


                         〖阿〗








DSC_0228.jpg


                        〖吽〗






「阿」の方の子供は一匹がもう片方のお尻を咬みついてじゃれています。

それを「阿」の前足が押さえ込んでいます。




DSC_0231.jpg










「吽」の方の子供は一匹が「牡丹」か「椿」のような花をくわえています。

メスなのでしょうか。

もう一匹は親の背中に乗り遊んでいます。




         DSC_0229.jpg










面白いですネ。

こんな形態も初めてです。

正装して、構えて所謂「記念写真」的狛犬が多い中

この狛犬は、自分達の生活の一部の瞬間を切り取った

「スナップ写真」のような形態をしています。

とっても楽しいですネ。


  ”GOOD です!!”












≪くも狛犬≫


それは、浅間神社の社殿の前に鎮座してました。



建立  平成18年 12月    つい最近ですネ。







「阿」「吽」も勇猛果敢に今にもとびかかりそうです。

細工の細かさと言い、堀の深さといい、名品と言っていいのではないでしょうか。

逆に、今どきこんな細工ができる「石工」さんがいるんですネ。






         DSC_0238.jpg


                        〖阿〗





        

DSC_0240.jpg


                        〖吽〗






「阿」も「吽」も雲に乗っているから ≪くも狛犬≫

解かり易いと言えば解かり易い。











実は、この狛犬は落語家の”三遊亭円丈”が会長を務める「日本参道狛犬研究会」

通称「こま研」の方々の寄進よって建立されました。





             yjimage.jpg






円丈さんは、近年の狛犬がほとんど中国で制作されていることに深く憂慮の念を抱き

一念発起、石工さん等と相談して「国産」の狛犬を製作するに至ったと言っています。


おっしゃる通りです。

需要がなければ技術が継承されず消えていってしまいます。

みんなで守っていきたいですネ。



その記念碑があります。




DSCF80431.jpg


原文をそのまま書きます。



               くも狛犬の碑


             狛犬好きのものども集

            まりてここに狛犬を

            立てんとす。

            その思いあふれついに

            天にまで届き、狛犬も

            雲に乗る。

            これを雲こまいぬと言う。

            われらもまた天に昇る

            想いなり。





              平成十八年十二月 吉日

                 狛犬好き世話人

                   三遊亭円丈







   ”あっぱれ  円 丈 3重丸 !!!”

       






          248-7265d.jpg




台座の後ろには”こま研”のマークが彫ってありました。

先出の富士山の彫り物の横にも「こま研」の印が彫られています。










≪おまけの狛犬≫


その狛犬は「一の鳥居・双龍鳥居」の足元にいました。


”登り竜” ”降り龍”双方の足元です。




DSC_0211.jpg


                    〖登り竜の足元〗







DSC_0212.jpg


                    〖降り竜の足元〗





花を咥えているので、本殿前の狛犬の"やんちゃ坊主"達でしょうか。













〚問題の正解〛


なんと、この金網狛犬はとても珍しく 「備前焼き」でできています。

硬いものがぶつかると、単なる損傷ではなく割れてしまう可能性があります。

特に『品川神社』の例大祭の"神輿"は漁師町と言う下地もあってか

「あばれ神輿」と呼ばれるほどに威勢がいい。

この"あばれ神輿"から「備前焼狛犬」を守るためにも

「金網」で保護する必要があったのです。




2010shinagawa12_b.jpg













以上、見どころ満載、感動満載の 『品川神社』 めぐりでした。
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神社 | 08:05:58 | トラックバック(0) | コメント(0)
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