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アル酎ハイマーはいかい士

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~ モエレ沼公園 ~
札幌市の東側に半円形状の「モエレ沼」に沿って広大な広さを持つ

『モエレ沼公園』 があります。

その広さは何と 1.89k㎡。

東京ドーム(4.7ha、0.013k㎡)に換算すると145個分になります。

ここを歩いて回るとなると、かなりの労力と時間が必要になります。




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ご安心下さい。ちゃんと「レンタサイクル」が用意されています。

ただし、休日は順番待ちのようです。








この『モエレ沼公園』

日系2世で世界的彫刻家の ”イサムノグチ” によって設計され、

グッドデザイン賞を初め、数々の賞を受賞しました。




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”イサムノグチ”は1952年女優で後に政治家に転身した「山口淑子(李香蘭)さん」と

結婚(1957年離婚)した事で、当時話題になりました。

しかし、彼にとっては彼女が最初で最後の妻となりました。





彼は、香川県庵治町産の高級墓石で有名な”庵治石(あじいし)”を好んで作品に使っています。

”庵治石”は使えば使うほど、「飴色」の光沢を放ちます。


その光沢が放たれた時 

”イサムノグチ” の作品が本当に完成した時ではないでしょうか。

それもあってか彼は庵治の隣町「牟礼町」にアトリエを構えて

創作活動を続けました。

したがってその周りには彼の残した作品が多くあります。


以前、そんな作品群を見ながらアトリエを訪ね、感動したのを覚えています。





高松空港内に在るモニュメント。

やはり”庵治石”がふんだんに使われています。



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                     ≪TIME AND SPACE≫









”イサムノグチ” は1988年 『モエレ沼公園』 の基本設計を発表した後

残念ながらその完成を見ることなく、

同年の暮れ、惜しまれつつ84歳の生涯を閉じました。


しかしながら、彼の意思は大勢の人に引き継がれ公園の遊具に至るまでもが

彼の描いた基本設計に忠実に造られ、2005年7月全面開園の運びとなりました。











〖海の噴水〗


”イサムノグチ” 設計のこの公園を代表する噴水です。

「生命の誕生」「宇宙」を表しているそうです。

まさに”イサムノグチ” の真骨頂  『水の彫刻』 でしょうか。




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夜になるとライトアップも行われるます。




            噴水ライトアップ










〖ミュージックシェル〗




ステージとしても使えるオブジェです。

奥の白い卵型は、出演者の控室とトイレです。

手前の小さい玉子型は出演者用の照明です。




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〖プレイマウント〗


「ミュージックシェル」と向かい合った裏側が階段状なっていて、観客席として使います。

先ほどの「ミュジックシェル」の演奏をお父さんと小さい女の子だけが、

広い観客席の中央にチョコット座って聴いてます。

何かほほえましく絵になってますネ。




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〖テトラマウンド〗




ステンレスと石と芝生で構成されてます。

どれも”イサムノグチ”の好きな素材の組み合わせです。

しかしながら、いつでも新鮮です。

この景色を見ていると

彼は、人や物が置かれることを前提に作品を創っているような気がします。

芝生の山に登っている人も、置き放たれた自転車も

この作品には無くてはならないものではないでしょうか





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〖ガラスのピラミッド”HIDAMARI”〗



『モエレ沼公園』のシンボルになっている建物です。




中には、ショップやレストラン、展示場等があります。

”イサムノグチ”の「あかり」シリーズも展示されています。






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入り口です。ここにも”庵治石”がふんだんに使われています。

しかも”割り肌”のままです。

高級「墓石」とは違った表情ですネ。




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吹き抜けの「アトリューム」です。


総ガラス張りで周囲の景色が建物の中に溶け込んでくるようです。




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スケルトンの力強さとガラスのの解放感。

野外と室内との融和まさに”アトリューム”でしょうか。



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さりげなく置かれた”イサムノグチ”デザインのテーブルが、


その「空気」を壊すことなく、シャープな名脇役を演じています。





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一階に飾られていました。

”イサムノグチ”がこよなく愛したと言っても過言ではない

 ”庵治石” です。


巨大な「宝石」のようです。

本当に大好きだったのでしょうネ。




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〖サクラの森〗



1800本の桜が植えられている「サクラの森」に

宝石をちりばめたように”イサムノグチ”デザインの

子供達の為の「遊具」が置かれています。




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このような景色を見ていると、彼が言っていた

「この作品は子供達に遊ばれて初めて完成する」 

と言う言葉が耳元に聞こえるようです。





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きっと彼は今、天国でこの公園の完成を実感しているのではないでしょうか。

いや、ひょっとしてほくそ笑みながら、その辺を散歩してるかもしれませんね。

「う~ん、自転車もデザインしたかったなー」とでも言いながら。





以上、広い大地と大きな芸術を堪能させてくれた 『モエレ沼公園』 でした。
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旅・はいかい | 20:16:16 | トラックバック(0) | コメント(1)
コメント
水の彫刻、写真最高😃⤴⤴
2015-10-24 土 16:58:09 | URL | とし [編集]
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