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アル酎ハイマーはいかい士

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~ 五稜郭 ~
『五稜郭』は江戸時代末期に徳川幕府によって函館郊外に建てられた

稜堡式(りょうほしき)城郭です。




         DSC_2170.jpg







稜堡式とは、大砲による攻撃の死角をなくすために造られた

星型の要塞のことを指します。



『五稜郭』は完成からわずか2年後に徳川幕府が崩壊し、函館戦争で旧幕府軍に占領され

その本拠地となった。

しかしながらその一年後の1869年5月には新政府軍による函館総攻撃により

榎本武揚らが降伏し、新政府軍に引き渡された。

明治に入り、郭内の建物は1棟を残し全て解体された。







2010年に発掘調査を元に復元された徳川幕府時代の「函館奉行所」です。

『五稜郭』の中心に位置しています。




800px-Restored_Hakodate_Bugyosho.jpg








「五稜郭タワー」から見た現在の『五稜郭』です。




DSC_2166.jpg








「五稜郭タワー」の展望フロアーには、人気者の土方歳三の

ブロンズ像が飾られていました。




         DSC_2173.jpg








1階のホールにも飾られていました。

こちらの方が勇壮に造られています。




       P5031658-thumbnail2.jpg






幕末の時代の好きな人物の一人に、この「函館戦争」を引き起こした張本人

”榎本武揚”がいます。




     Takeaki_Enomoto.jpg








オランダに留学していた榎本が”開陽丸”に乗って日本に帰国した時には、

徳川幕府はすでに崩壊の時を迎えようとしていた。


榎本は、徳川幕府の幕引きを勤めていた、長崎海軍伝習所の先輩「勝 海舟」の

支持に従わず、同様に不満を抱える「新撰組副長 土方歳三」らと共に、

北の果ての大地 ”蝦夷”へと活路を求め。


戊辰戦争で敗れた者たちは、見果てぬ男の夢を、男の正義を”蝦夷の地”に求めた。

日本初の選挙によって「蝦夷共和国総裁」に選ばれた榎本は、”蝦夷”を独立国とすべく

諸外国と交渉する。

一方、「開陽丸」を油断により座礁させてしまった土方らは、明治新政府が誇る最新戦艦「甲鉄号」を

接舷して乗り移り奪い取ると言う、当時でも時代遅れで原始的戦法”アボルダージ戦法”で

略奪を試みる。 しかし、それを事前に察知した黒田清隆らによって妨げられ失敗する。

最後の逆転の夢を乗せた「宮古湾海戦」の敗退である。




         280px-Kaiten_vs_Kotetu.jpg

               「甲鉄」に接舷する「回天」




次第に劣勢に追い込まれた「蝦夷共和国軍」は土方らの死によって敗戦を決定的する。

そこで、切腹をしようとする榎本は周囲の者に説得され、やむなく降伏することを選択をする。

逆賊としてとらえられた榎本はその後、黒田清隆、福沢諭吉らの尽力により釈放され

新政府に仕えることとなる。その後ロシアの全権大使として「樺太、千島交換条約」

締結などの仕事に携わるも、最後まで広大な大地に託す夢を持ち続け”蝦夷”に似た

シベリアの大地「ラウル」を見つめていた。







この”榎本武揚”の半生を描いたテレビドラマが、日本テレビ開局35周年記念として

『五稜郭』の題名で、1988812月30日、31日の2日間に渡り、

述べ4時間50分の年末時代劇スペシャルとして放映された。

主役の榎本武揚には里見浩太郎、土方歳三には、渡哲也

その他にも、森重久弥、館ひろし、津川雅彦、西郷輝彦、田村高廣等

超豪華俳優陣が出演しておりました。

歴史にはみ出すことなく、榎本の夢、苦悩、葛藤などの内面を上手く

表現していたように思います。もちろん里見浩太郎の演技の上手故でも

ありますが、見ているものが共感するに十分なストーリーでした。

主題歌は、さだまさしの「夢の吹く頃」です。

「さだ」独特のもの悲しいメロディーと語るような歌い方が、

「夢」を追って、北へ北へと向かう”開陽丸”の、南に残す「蒸気の煙」の大きさを

もの悲しく消え入りそうに歌う「さだまさし」がぴったり合っていました。




このドラマでより一層”榎本武揚”に興味をいだいたのをお覚えています。







夢を持ち続けた男の生きざまは

美しくもあり、悲しくもあり、悲惨でもあったのでしょうか。


男の夢と意地と歴史が今でも「プンプン」匂う 『五稜郭』 でした。




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旅・はいかい | 21:21:52 | トラックバック(0) | コメント(0)
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