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アル酎ハイマーはいかい士

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~ 酉の市 ~
新宿花園神社の『酉の市』に来ています。



花園神社 二の酉 002









9月の初め、にここに訪れた時、「町鳶」さんが単管パイプで盛んに小屋組みをしているので

何をしているのか尋ねると11月の『酉の市』の準備だと言う。

こんなに早く準備をするのかと聞くと遅いぐらいだと言っていた。

そんな縁でテレビなどでは見馴れていた『酉の市』に来てみました。



花園神社 二の酉 018






花園神社 二の酉 022










『酉の市』は日本武尊(やまとたける)の命日である11月の「酉の日」に行なわれます。

十二支ですから通常は「一の酉」「二の酉」までですが、何年かに一度「三の酉」があります。

「三の酉」がある年は火事が多いなどと言われています。

商売繁盛の「熊手」を売る露天商の賑やかな声は、師走を迎える街に欠かせない風物詩です。

『酉の市』は大きく別けて、浅草の「大鳥神社」と新宿の「花園神社」と二か所ありますが、

「花園神社」には毎年60万人もの人が訪れるそうです。




花園神社 二の酉 027








威勢のいいい、拍子木に合わせた手拍子があちこちから聞こえてきます。




花園神社 二の酉 026








豪華な熊手のおすそ分け




花園神社 二の酉 012




花園神社 二の酉 013




花園神社 二の酉 017




花園神社 二の酉 028










購入した熊手は、袋で包んだりカバンに入れたりせず、裸のまま「熊手」を正面に向けて

神社を出るまで歩かなければいけないそうです。

神社にある”運気”をかき集めて帰る為だそうです。

なんか、梱包しなくていいための「後付け」に聞こえるのは私だけでしょうか。








神輿もちゃんと鎮座していました。




花園神社 二の酉 019








そして、おじさんはこちらの御利益も気になりました。

なぜならば、こちらの御利益には「とてもいい匂い」が付いているから


花園神社 二の酉 016










以上、アル酎ハイマーの『花園神社二の酉』はいかい記でした。




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旅・はいかい | 09:07:29 | トラックバック(0) | コメント(0)
~ 城の秋 ~
『兼六園』の道路を挟んで向かいに『金沢城公園』があります。

そして、ここにも「秋」が来ていますが、『兼六園』の秋とは全く違う「秋」がありました。



「新丸広場」から観た『菱櫓』です。

『兼六園』の秋と違って、静かな趣です。




         城の秋 003








『大手門』へと続く並木です。

流石、百万石のお城並木までが行儀よく並び、行儀よく色づいています。



城の秋 002








『大手門の石垣』と紅葉のコラボレーションです。




城の秋 005




城の秋 006




城の秋 007








約130年ぶりに復元された『河北門』の「一の門」です。

重厚な「高麗門」で出来ています。




城の秋 008




城の秋 010








『河北門』から観た『菱櫓』です。

手前は『河北門』の「枡形土塀」と「ニラミ櫓台」です。

これにより敵の侵入を防ぐ為の「守りの門」としての重要な役目も果たして来ました。




城の秋 011








『石川門の櫓』です。




城の秋 012




城の秋 013








『石川門』へ続く土塀




城の秋 014








『丑寅櫓跡』付近




城の秋 015









『五十間長屋と菱櫓』



城の秋 016










『鶴の丸広場』と『五十間長屋』




城の秋 017




城の秋 019




城の秋 024








この奥で現在『橋爪門』の修復工事が行われています。

石川県は単に観光の為に城や城壁を造るのではなく、史実に裏付けされたものを復元しています。

とても素晴らしいことだと思います。

観光用の張りぼての天守閣なんかいりませんよネ。

しかし、いつか史実に基づいた『本丸』『天守閣』が復元されることを願ってます。

楽しみですよネ。









『鶴丸倉庫』と紅葉

『鶴丸倉庫』は平成20年国の重要文化財に指定されました。




城の秋 020










『三の丸北園地』




城の秋 025




城の秋 027










『三の丸広場』




城の秋 028










『石川門と櫓』




城の秋 033




城の秋 034




城の秋 035




城の秋 038




城の秋 037









以上、『金沢城』の秋でした。

『兼六園』は「紅葉」が主役のように胸をはって前に出ていましたが

『金沢城公園』の「紅葉」は実に控えめで、主役の「城」を引き立たせていました。

これも一つの”秋”ではないでしょうか。

違った”秋”を道路を挟んで持っている金沢の人は幸せですネ。

来年はぜひ「ライトアップ」に日程を合わせて来てみたいと思います。

今から楽しみです。



















旅・はいかい | 05:49:54 | トラックバック(0) | コメント(0)
~ 兼六 晩秋 ~
六つの良いものを兼ね備えている事から名が付けられたと言われる『兼六園』の

冬の風物詩は"雪吊り"の木の枝に積もった雪景色。




           晩秋の兼六 003








そして今『晩秋の兼六園』の風物詩といえば、

色づいた紅葉を背景に”庭師”達による"雪吊り組み"の風景です。

まるで足早に過ぎて行く秋に追われるように「サクサク」と組み上げていきます。

それでも全て終えるのには一か月程かかります。

現在は90%程組み上がっていて、最後のラストスパートでしょうか。





 晩秋の兼六 035





           晩秋の兼六 036





           晩秋の兼六 037





最初に木の中心に太い柱を立て、そこへ”庭師”が登りまだ丸めてある縄をほどき

八方へ投げ配るシーンが絵面としては、勇壮で良いのですがタイミングが合いませんでした。



北陸の雪は水分をたっぷり含んで重い、積もった雪で枝が折れてしまう。

そこで街中の木々が"雪吊り"で枝を支さえられる。

金沢の”庭師”達が1年で一番忙しい時期でもあります。

その”庭師”にも近年悩みがあるそうです。

稲作をする農家の減少と、作った稲をコンバインで刈り取ることから

枝を吊り支える「荒縄」が足りなくなってきているそうです。

”TPP”とか言う怪しげな条約が成立すると、外国の米を食べるようになるから

なお更不足することになるのか。

まさか「荒縄」の輸入なんてことにはならないでしょうネ。 

世も末です。




気分を変えて、出来上がった『雪吊り』の芸術的な雄姿をどうぞ。




 晩秋の兼六 022





 晩秋の兼六 028





 晩秋の兼六 030





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 晩秋の兼六 056





 晩秋の兼六 057





 晩秋の兼六 058





『兼六園』の顔”ことじ燈籠”と『雪吊り』





 晩秋の兼六 024








”庭園と紅葉”のハーモニーです。

”ことじ”をも脇役にしてしまう『くれない色』をどうぞ。





〖翠滝〗

高さ6.6M 幅1.6Mあります。





           晩秋の兼六 013








〖海石塔〗

加藤清正が朝鮮から持ち帰ったものと言われています。




           晩秋の兼六 014








〖噴水〗

日本最古の噴水です。

”霞ヶ池”から引き込まれていて、その水位の差だけで吹き上がっています。




 晩秋の兼六 072




 晩秋の兼六 073








〖唐崎松〗

近江八景の一つ、琵琶湖畔の”唐崎の松”の種子取り寄せて育てた黒松です。

『兼六園』の中で一番の枝ぶりです。




 晩秋の兼六 031








〖霞ヶ池〗

「犀川」から”逆サイホン”で引き上げられた水が「辰巳用水」によりこの”霞ヶ池”まで

今でも運ばれて来ています。

すごいことですネ。 まさしく”世界遺産”ではないでしょうか。

面積が5,800㎡あり園内では一番大きな池です。

周囲には四季折々の庭景を楽しめるよう、名勝が配置されています。






 晩秋の兼六 026




 晩秋の兼六 054




 晩秋の兼六 079




 晩秋の兼六 064




 晩秋の兼六 074









〖親不知〗

水際の荒々しい様子が新潟県の不知火海岸に似ていることから名づけられたそうです。

沢山の鯉や、人馴れした”鴨の夫婦"が住んでます。




 晩秋の兼六 078








〖内橋亭〗

石脚で支えられてまるで池に浮いているようです。




 晩秋の兼六 065




 晩秋の兼六 083









『兼六園』の”造られた庭”の美しさはとても素晴らしいものですが、

自然が残されたままのところもあります。

そこも、主役に負けじと秋を演じています。




           晩秋の兼六 006




           晩秋の兼六 020




 晩秋の兼六 039




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 晩秋の兼六 091








最後に”眼”のお掃除に

〖兼六の花嫁〗をどうぞ




          晩秋の兼六 061












旅・はいかい | 09:32:13 | トラックバック(0) | コメント(0)
~ 袋田の『瀑秋 』 ~
茨城の「水戸」から福島の「郡山」へディーゼルカーに揺られ1時間ほどいった所

「袋田」に来ています。 電車を乗り継いで3時間ほどかかりました。

この「袋田駅」のある"水郡線沿線"は無人駅が多くある.

にも関わらずそれぞれの駅は、こぎれいに整備,され,趣向もこらしている。

初めて利用する者にとっては、心地よく楽しみでもある。

「袋田駅」はログハウス風になっている。

変に、飾ってないのが爽やかさを醸し出す。




袋田の滝 098











"水戸光圀公"の句などもさり気なく掛けられている。

ここは”光圀公”もお気に入りのようですネ。




        袋田の滝 100







紅葉の"ウェルカムツリー"も出迎えてくれています。

これから、目の前で起こるであろうことの予告編でしょうか。

期待が膨らみます。




        袋田の滝 105




        袋田の滝 104













ここは、「華厳の滝」「那智の滝」と並んで

日本三大名瀑の一つと言われている『袋田の滝』があるところです。

これからバスでその『袋田の滝』に向かいます。




「袋田温泉」を抜けて、10分程で着きました。

ここでも、可愛い小さな"ウエルカムツリー"が迎えてくれました。




        袋田の滝 097




        袋田の滝 096







まわりは、"秋"満載、"紅葉"満載です。

この降りしきるような"オータム シャワー"を浴びながら滝を目指して"はいかい"してみたいと思います。

う~ん!! 同じことを考えている"はいかい士"が沢山いますネ。




袋田の滝 003




袋田の滝 005




袋田の滝 013











名物の「けんちん蕎麦屋」も「骨董民芸店」も心なしか"もみじ色"に焼けて見えます。




袋田の滝 006




袋田の滝 007








紅葉の散歩道です。

紅葉が川に身を乗り出して、手招きで呼んでます。

”招きもみじ”でしょうか。

”紅葉フィルター”を通した”オータムシャワー”をたっぷりどうぞ。




袋田の滝 008




袋田の滝 011




袋田の滝 012




袋田の滝 057




袋田の滝 058




袋田の滝 045










上だけではありませんよ、

足元にも”秋”が沢山落ちてます。




        袋田の滝 010









満天に広がる「山火事」もどきの山の紅葉もどうぞ。




袋田の滝 032




         袋田の滝 059




袋田の滝 075




袋田の滝 080




袋田の滝 094




袋田の滝 086












いよいよ、目的地『袋田の滝』です。

『袋田の滝』の全景を鑑賞するには、入場料300円を払い「観瀑トンネル」を通って、行く必要があります。

滝の中腹が見える「第一観瀑台」はトンネルの途中に、滝の最上部が見える「第二観瀑台」は

そこからエレベーターで上がります。

どちらも見学者で一杯ですが、それぞれで見える景色が違います。


『袋田の滝』は、幅73m 高さ120mもあり滝は4段に分かれています。

その分場所々で色々な顔を持っています。

又季節によっても別な景色を見せてくれるそうです。



袋田の滝 018




        袋田の滝 022




袋田の滝 033




袋田の滝 051




袋田の滝 064




袋田の滝 068








滝と紅葉です。





袋田の滝 041




袋田の滝 053




袋田の滝 060




袋田の滝 052








最後は名残惜しげな、見返りの『袋田の滝』です。




袋田の滝 089

































旅・はいかい | 04:36:39 | トラックバック(0) | コメント(0)
~ 御成道まつり(おなりみちまつり) ~
埼玉県川口市に江戸時代『日光御成道』と呼ばれた街道があります。

『日光御成道』とは、本郷追分(東京都文京区)から、幸手宿(埼玉県幸手市)の

日光街道に合流するまでの約48kmの街道のことを言います。

日光東照宮に祀られた”徳川家康”を歴代の将軍が社参する際に通る将軍専用街道です。




        map.png








将軍家にとってこの「日光社参」は一大事業で、行列の先頭が日光に到着してもなお、

最後尾が江戸城を出てなかったこともあったそうです。

その、『日光御成道』の拠点であった、「川口宿」と「鳩ヶ谷宿」で、

御成道を記念したお祭りが去年に引き続き行なわれています。 今年で2回目になります。




        kawaguchi.jpg


                        〖川口宿〗





        hatogaya.jpg


                        〖鳩ヶ谷宿〗







将軍家にとって、大変費用の掛る「日光社参」なだけに、年を経るごとにだんだん質素になって来たそうです。

そんな「日光社参行列」を70年ぶりに、15万人の大行列にして豪華絢爛に復活させたのが

御存じ”八代将軍 徳川吉宗”です。

その行列を模して、『御成道まつり』が川口で行われています。

主役の吉宗役は、もちろん皆さんのご想像通り

「暴れん坊将軍」こと、”松平 健”さんです。









予定の時間が過ぎてもなかなか始まらないので、皆さん首を長くしています。




        御成道まつり 001








やっと始まりました。

まずは、川口名物「初午太鼓」




        御成道まつり 004




        御成道まつり 006








続いて、「時代絵巻行列」です。

川口にゆかりの人物が次々登場です。




        御成道まつり 013




        御成道まつり 014








コンテストで選ばれた”御成り姫”の方々です。

さすが、あでやかです。




        御成道まつり 021








お供の腰元や侍もいます。



        御成道まつり 022




        御成道まつり 025




        御成道まつり 026




        御成道まつり 030








徳川家康の養女となり、黒田官兵衛の長男”黒田長政”に嫁いだ”栄姫”です。

演じているのは、NHKドラマ「軍師官兵衛」でも”栄姫”役を演じている「吉本実憂」さんです。




        御成道まつり 028








「火消し鳶」

木遣の保存会の方々でもあるそうです。




        御成道まつり 034









いよいよ本番の『日光社参行列』です。




        御成道まつり 037




        御成道まつり 042




        御成道まつり 054




        









ご機嫌斜めです。




        御成道まつり 040




        御成道まつり 059









主役の登場です。




        御成道まつり 046





さすがにこの上では「マツケンサンバ」は踊れませんか。

それでもさすがに”絵”になりますネ。




        御成道まつり 050




        御成道まつり 051










う~ん!!

でも、なんか消化不良で物足りない。

と思ったのは私だけでしょうか。 三回目あるのでしょうか。




まあ、その中でも一番頑張ったのはこの方ではないでしょうか。




        御成道まつり 018




        御成道まつり 019




「マツケンサンバ」の振り付け師 真島茂樹さんです。





金沢の「百万石まつり」と似てますね。

主役のギャランティが少し違う程度かナ。


来年も続いていること、心より祈っています。





        









旅・はいかい | 20:49:37 | トラックバック(0) | コメント(0)
~ 『 薔薇三昧 』 ~
旧古河庭園の『薔薇』を見に来ています。

約1年ぶりでしょうか。

去年は紅葉、今年は『薔薇』です。

「紅葉狩り」ならぬ『薔薇狩り』です。




        旧古河庭園のバラ 003








前庭も手入れが行き届いています。





旧古河庭園のバラ 002










「洋館」と「薔薇」なぜかよく合いますよネ。

これで”しとしと雨”でも降っていたら映画の世界です。




旧古河庭園のバラ 005




        旧古河庭園のバラ 024










「薔薇園」も見学者で溢れています。

あちらこちらで心地よいシャッター音が聞こえてきます。




旧古河庭園のバラ 012






          旧古河庭園のバラ 028





          旧古河庭園のバラ 029














では、”旧古河庭園”お薦めの『貴婦人達』をたっぷりどうぞ





旧古河庭園のバラ 006


                   『 フロージン’82 』  

                   産地  ドイツ

                   由来  快活・陽気










旧古河庭園のバラ 010


                        『 プリンセス ウェールズ 』  
                             
                        産地  イギリス

                        由来  ダイアナ妃を偲んで










旧古河庭園のバラ 016


                       『 ハーモニィ 』

                       産地  ドイツ

                       特徴  芳香










旧古河庭園のバラ 019


                       『 カーデナル 』

                       産地  ドイツ

                       特徴  赤いバラの代表 人気NO.1










旧古河庭園のバラ 022


                       『 熱情 』

                       産地  日本

                       由来  特になし










旧古河庭園のバラ 026


                       『 マリアカラス 』

                       産地  フランス

                       由来  イタリアのオペラ歌手










旧古河庭園のバラ 031




旧古河庭園のバラ 030


                       『 スブニール ド アンネフランク 』

                       産地  ベルギー

                       由来  アンネフランクを偲んで










旧古河庭園のバラ 033


                       『 ファーストブラッシュ 』 

                       産地  フランス

                       由来  特になし










旧古河庭園のバラ 035


                        『 ライラックビューティー 』

                        産地  フランス

                        特徴  甘い香り










旧古河庭園のバラ 037


                       『 朝 雲 』

                       産地  日本

                       特徴  開花に連れて色が変わる










旧古河庭園のバラ 039


                       『 ムーンシャドー 』

                       産地  アメリカ

                       特徴  「香りの大賞」受賞










           旧古河庭園のバラ 046


                      『 ホワイトクリスマス 』

                      産地  アメリカ

                      特徴  芳香










            旧古河庭園のバラ 049


                     『 乾 杯 』

                     産地  日本

                     特徴  芳香








以上、旧古河庭園の 『薔薇三昧』 でした。

当分「薔薇」はいりませんよネ。













旅・はいかい | 05:40:04 | トラックバック(0) | コメント(0)
~  GREAT WAVE(グレートウエーブ)  ~
"時間を止めた男"に会いたくて「上野の森」に来ました。

「ボストン美術館」所蔵の"葛飾北斎展"を「上野の森美術館」でやってます。



        北斎展 003




        北斎展 001









その"時間を止めた男"に会いたくて50分も並びました。

この"並んで待つのが嫌いな男"が。




        北斎展 002





        北斎展 005


"フェルメール展"の時以上でしょうか。

開催終了間際の休日に来場したら「混んでいる」という事実をいい加減に、学習すべきだろう!!

それにしても50分は長い。

「俺の時間を止めるな "北斎"!!  50分も!!」



        北斎展 006











当然ですが、入場するのに並んだということは作品を見るのにも並ぶ。

「フェルメール展」は人気の絵に行列が集中しましたが、

「北斎」はすべての作品に並ぶ。

作品自体が小さくて細かい為、みんなが止まってしばし覗き込む。

行列は嬉々として進まない。






『北斎』は生涯3万点にも及ぶ作品を発表した。

絵師としての地位は『富嶽三十六景』の発表により不動のものとなりましたが、

作品の対象は風景画にとどまらず、森羅万象に及んだ。

ありとあらゆるものを描き尽くした。

その結果”ゴッホ”をはじめとする西洋の画家たちにも多大な影響を与えた。

1999年にはアメリカの雑誌『ライフ』の企画

「この1000年で最も重要な功績を残した世界の100人」

で、日本人としてただ一人選出されている。



        230px-Head_of_an_old_man.jpg


             【82歳頃の自画像】









”北斎”は号を30回変えたことでも有名です。

”北斎”を有名にした『富嶽三十六景』の時の号は”為一(いいつ)”でした。

『富嶽三十六景』が完結すると”画狂老人(がきょうろうじん)” や ”卍(まんじ)”を名乗る。

その他”百姓八右衛門” ”土持仁三郎” ”魚仏”などがある。

号をこれほど変えた理由の一つに、号を弟子に売って収入の足しにしていたと言う説がある。




又、93回も転居した。

一日に3回引っ越したこともあるそうです。

”北斎”とその出戻り娘 ”お栄(葛飾応為)”は絵を描くことのみに没頭し、

家事を一切やらなかった為、部屋が荒れたり汚れたりするたびに、引っ越を繰り返した。

最終的に93回目の引っ越しで、たまたま以前暮らしていた借家に再び入居したが、

部屋が引き払った時のままの汚れ放題だった為、これを境に引っ越しを止めにした。

すごいですね。”北斎”もすごいけど”お栄”も、中々やるネ。

しかし実は後半の”北斎”の絵は、この”お栄”が描いていたとの

まことしやかな、噂話も実在します。









展示場は”北斎”が18歳で”浮世絵師・勝川春章”に弟子入りし、”春朗(しゅんろう)”と名乗った

時代から、時代・作品分野ごとに整理展示されていて、とても見やすく解かり易かった。



それでもって、本日の主役です。


”北斎”が時間を止めた瞬間をどうぞ






E1413783864004_2北斎



                  『富嶽三十六景』 「神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」




”グレートウエーブ”と言う愛称で世界を圧巻しました。

この絵を観た”ゴッホ”が画家仲間宛ての手紙で絶賛した話は有名です。

当初は「抽象的表現」とみられていた絵でしたが、ハイスピードカメラなどが発達した現代において

撮影された「波」と比較すると、この絵が極めて優れた「写実的静止画」であることが証明された。








次に気に入ったのがこちらです。





        E1413783864004_4木曽路ノ奥



     『諸国滝廻り』  「木曽路の奥阿弥陀ヶ滝(きそじのおくあみだがたき)」




滝の落ちる前の流れが幻想的に書かれています。

そして、その流れを崖の上で宴会しながら眺めている。

のどかですね。 風流ですネ。




        hokusai085_thumb4-thumb-150x150-1117滝見物




描写が細かいですネ。

こんな小さな人物にも「表情」を表現している。  さすがです。

”北斎”の風景画には必ずと言っていいほど「人物」が登場します。

「人」と「景色」との関わりあい、営みあいを軽妙に表現しています。

人を寄せ付けないような、通常とかけ離れた実生活からは想像できませんネ。

”人間嫌いの人恋しい”でしょうか。

”グレートウエーブ”「神奈川沖浪裏」の中にもなんと18人もの人が描かれています。

数えてみてください。









次も滝の絵です。





        img_composition_16馬洗い


  『諸国滝廻り』  「和州吉野義経馬洗滝(わしゅうよしのよしつねうまあらいのたき)」





滝の途中の滝壺で馬を洗っています。

ここがなくても充分滝の風景画として成り立つと思うのだすが。

確かに、馬は気持ちよさそうに振り向いています。

そこが我々凡人と違うところなんでしょうか。










次も沢山の人物が登場します。




    hokusai052江尻


           『富嶽三十六景』 「駿州江尻(すんしゅう江尻)」




これも描写が細かいですネ。

紙を飛ばされた奴、すげ笠の笠だけを飛ばされた奴、必死で風に向かって屈む奴

面白いですネ。人が必死に何かをやっている姿は時には滑稽に映る。

この絵はさすがに、人物がいなければさみしいです。

それと『富嶽三十六景』ですから必ず富士山の絵が描かれています。

でも、”北斎”によって描かれた富士山は「賢い」ですネ。

ちゃんと自分の置かれた立場を理解している。

”赤富士”などの自分が主役の時は主役らしく堂々と

又、脇役の時は脇役らしく、色も大きさも表情も控えめに。

したがって「駿州江尻」では、脇役らしくあっさりと主役の邪魔をしないように描かれています。








もちろん、人物の描かれていない「花鳥画」もあります。

その代表画でしょうか




        img_composition_20_芥子


            『西村屋版大判花鳥集 芥子(けし)』




芥子の花が今にも風に飛ばされてちぎれそうです。










以上、肉筆画を含め”北斎”をたっぷり堪能させていただきました。

観賞し終えるのに2時間以上かかりました。 ちょっと疲れましたかネ。

しかし、判りました”北斎”は絵が ”上手い” し ”巧い”

そして ”面白くて楽しい”



『浮世絵』と言うのは、単に「芸術的価値がある絵」だけではだめなのですネ。

しかもそれが自己満足であったらなおさらです。

『浮世絵』は庶民が買って、観て楽しむものなんですネ。

絵師、版元、彫師、刷師の”チームアート”なんですネ。

充分楽しまさせていただきました。


        ”画狂老人 葛飾北斎” 想像した通りただ者ではなかった。




それにしても、これだけの”北斎”を保有する「ボストン美術館」も尊敬に値します。












【本日の土産】


ー 額 絵 -




        北斎展 009




        北斎展 010





ー コースター -




        北斎展 012-crop









芸術 | 08:06:18 | トラックバック(0) | コメント(0)

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